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　柏市は、柏ビレジ排水ポンプ場の耐震化に向け、早ければ２０２８年度以降に長寿命化改修または建て替えを行う。９日に、柏ビレジ排水ポンプ場再構築基本方針計画策定業務委託の事後審査型一般競争入札を公告した。16日まで質疑、19日から24日まで入札書の提出を受け付け、25日に開札する。委託期間は25年３月21日まで。
　柏ビレジ排水ポンプ場は、花野井１９８３地先に位置する分流式雨水ポンプ場。敷地面積は１５１６・94�u。
　建築物は、ＲＣ造地下１階地上２階建て、建築面積２７６・94�u、延べ床面積５４９・８５６�u、１９７９年の竣工。十分な耐震性能を有していない。
　既設ポンプ能力は毎分１８０m3。立軸斜流ポンプ４台、ＲＣ造調圧水槽などを備えている。放流水域は利根川。
　２０１８年に、ポンプ設備と電気設備の更新工事を行った。　
　基本方針策定業務委託の入札参加資格要件は、市の入札参加資格者名簿に区分「測量・コンサルタント」の「土木関係建設コンサルタント」に「下水道」で登録されている国内事業者であることなど。また、官公庁が14年以降に発注した７５０万円以上の下水道ポンプ場または下水道処理場について▽建て替え更新と長寿命化の比較検討を含む整備方針の策定▽建て替え更新の基本設計、実施計画の策定▽長寿命化計画の策定▽実施設計業務▽耐水化計画または対津波対策を含む業務――などの実績を求めている。