高知県教育委員会は、高知東工業高校の本館棟長寿命化改修を計画しており、2024年度下半期の発注を目指す。
本館棟の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4242平方b。計画では、新たに鉄骨造3階建て延べ40平方bのエレベーター棟を増築するとともに、躯体劣化部の補修や外壁塗装の塗り替え、屋上防水の改修を行う。また、外部建具改修や断熱材の設置などによる省エネ化、床段差解消、誘導ブロック設置などのバリアフリー化、各階トイレの乾式化などを実施する。また、アスファルト舗装の撤去・新設など外構工事も計画している。
所在地は南国市篠原1590。建築主体設計を若竹まちづくり研究所(高知市)、設備設計をアルティ設備設計室(高知市)がそれぞれ担当している。
また、本館南側の専門棟についても長寿命化を予定しているが、こちらの整備スケジュールなどは未定としている。
提供:建通新聞社