新見市は、「大佐中学校区小中一貫校整備事業」の基本・実施設計業務委託者として、黒川建築設計事務所(岡山市南区)を最優秀提案者に特定した。同市は、少子化傾向や老朽化が進む大佐地区の刑部小学校と大佐中学校を統合し、施設一体型の小中一貫校の新設、設計者を選定する公募型プロポーザルを進めていた。
小中一貫校の整備予定地は、大佐中学校(大佐永富1745)の敷地約1万5000平方b。規模や計画検討などは現在協議を進めているが、今後の少子化を見据え、生徒数は150人程度とコンパクトな校舎整備を想定している。
今後のスケジュールは、2024〜25年度で設計をまとめ、早ければ25年度から工事に着手、27年度の開校を目指す。
整備予定地の現大佐中学校(大佐永富1745)は校舎、技術室、体育館、部室など4棟の施設があり、総延べ床面積は3633平方bとなっている。
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提供:建通新聞社」