鏡野町は、「鏡野町国民健康保険病院整備事業実施設計技術協力業務」の事業者を選定する公募型プロポーザルを公告した。参加表明書などの提出期間は7月11〜18日となっている。委託限度額は550万円(税込み)。
新病院の整備手法は、設計段階から施工者が技術協力で参画するECI方式を採用しており、この技術協力業務を締結した企業が移転・新築工事の施工予定者で、実施設計が完了した後、工事の見積もり合わせを行い、予定価格の範囲内であれば工事契約を行う。
今回の業務では、バリューエンジニアリング提案書や技術提案書などの提出を求めており、その資料を基にプレゼンテーション・ヒアリングを経て、10月下旬に最終審査結果を通知する。
参加者は単体企業とし、経営事項審査結果通知の建築一式工事で、総合評価値が1400点以上であることなどが資格要件となっている。
新病院は、現病院(寺元365)から300b東にある農地1万2289平方bに建設、近隣には津山圏域消防組合西消防署がある。施設規模は鉄筋コンクリート構造で延べ約5600平方b、病床数は一般病床(一部地域包括ケア病床)50床、医療療養病床20床の計70床を想定している。総工事費上限額の目安は、49億3636万円(税込み)。
実施設計は石本建築事務所大阪オフィス(大阪市中央区)、施工者を選定する発注者支援業務はプラスPM(大阪市北区)が担当している。
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提供:建通新聞社」