岡山市は、新岡山学校給食センター整備に伴い、高島中学校、富山中学校などの配送校の改修を行う。2024年度は設計を進めて、25年度以降に工事を実施する。
高島中学校は、調理室を配膳室に改修する。サッシとカウンターの撤去、調理室の床を下地処理の上、防滑ビニル床シート張りと排水溝撤去、壁は化粧ケイカル板張り、天井は換気フード、ダクトなどを撤去する他、スポットクーラー撤去、エアコン設置などを行う。外部は、屋上防水全面改修、外壁のクラック、浮きなどの補修など。
この他、富山中学校、旭東中学校、西大寺中学校、操南中学校、福浜中学校、福南中学校、も同様に調理室を配膳室に改修する。設計はユー・ディ・ディ設計(岡山市南区)。
PFI手法(BTO方式)で整備する新岡山学校給食センター建設工事は、ジーエスエフを代表企業とするグループが92億0700万3560円で落札し、整備を進める。グループ構成員は、設計・工事監理企業が梓設計関西支社と丸川建築設計事務所、建設企業が熊谷組中四国支店とまつもとコーポレーション、調理設備企業がアイホー岡山営業所、維持管理企業が合人社計画研究所。
新給食センターの建設地は中区海吉1570ノ1他の約8700平方b。1日当たり最大7500食程度の供給能力を有する施設とし、規模は地上2階建て延べ約3650平方bを予定している。26年度2学期からの供用開始を目指している。
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提供:建通新聞社」