新潟県農地部農地計画課は2024年度、蓮野逆川第一地区(聖籠町)経営体育成基盤整備事業に新規着手する方針だ。総事業費に17億円を投じる。
計画によると、農地中間管理機構関連農地整備事業によって、農業経営規模の拡大に向けた基盤整備を緊急、重点的に実施する必要があるため、農業法人1組織と個別経営体1人へ農地の集積および集約化を加速的に進め、収益性の高い農業経営を行うのが目的。これにより、効率的で安定的な水稲生産を主体に園芸品目(えだまめ、さといも、たまねぎ、ブロッコリー)の作付導入で収益性の高い営農の実現に取り組んでいく。
工事概要は区画整理として整地工他45・0ヘクタール、暗渠排水工38・0ヘクタールを推進する。受益面積は45・0ヘクタール、受益者数が114人。関係土地改良区は聖籠土地改良区。