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鹿児島建設新聞
2024/07/09

【鹿児島】霧島市総合保健センター/設備分離で4件 今月にも公告か

 霧島市が建設を計画する総合保健センターは、現時点で8〜9月ごろに入札を行い、10月中に着工する見通しであることが分かった。建築本体(JV想定)ほか設備分離(電気、給排水、空調)で発注する考え。建物規模はRC造3階建約2300u、事業費は11億円程度を見込む。早ければ今月中の入札公告が予想される。
 建設場所は、国分シビックセンター西駐車場の敷地内(国分中央3丁目)。老朽化が進む国分保健センター(同)とすこやか保健センター(隼人町内山田)の両機能を集約複合化し、子育てや健康づくりの拠点となる施設として整備する。基本・実施設計は堂園設計が務めた。
 順調にいけば8〜9月に入札(一般競争)を行い、10月に着工する見通し。建築本体はJV構成を想定するほか、電気や給排水、空調設備を分離して発注する考えだ。工期は14カ月程度を計画。25年12月の完成、26年4月の供用開始を予定している。
 市では、24年度当初予算に8021万円の事業費を計上。その内訳は工事請負費7347万円、委託料620万円(工事監理、国分保健センター解体設計・アスベスト調査分析)−など。国の補助金が前倒しで交付されることになり、6月補正予算に工事請負費5億8802万3000円、委託料1050万円を編成した。そのため、25年度の債務負担行為を10億2880万円から4億2996万円に変更した。
 集約化する国分保健センターは解体する方針を固め、このほど設計(協和設計事務所)に着手。すこやか保健センターについては、活用方法も含め現在も検討を重ねている。


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