春日部市は水角排水機場の電気室棟を改修する。対象施設はS造平屋、床面積83・76uの規模を有する。耐震補強改修を行うとともに、漏水への対策として屋上防水や外壁などを改修する計画となる。本年度内に設計をまとめた後、順次工事へ取り掛かる見通しだ。
水角排水機場(水角地内)は1989年に竣工した雨水ポンプ場。2022年度の調査により耐震性の不足が確認されているほか、屋上防水や外壁の劣化が原因とみられる漏水が発生している。
雨水を供用しながらの施工とするため、設計で安全な施工計画を検討する。そのほか、構造物の一部にアスベストが含有されていることから必要な対策を実施。外部建具の一部で錆が発生している部分の改修も見込む。
提供:埼玉建設新聞