西部地区で計画する日野川工業用水道管の布設工事3件について、県企業局は境港市昭和町で着手する9号配水管布設工事・1工区を19日に公告する。同局西部事務所がまとめる設計図書の起工が遅れたことにより一斉公告の計画を変更した。
1工区の工事は、市道昭和町中央線から臨港道路昭和南環線で、ダクタイル鋳鉄管(径250_)延長450b、不断水分岐弁(径350_×径250_)1カ所の設置工事。概算工事費は7500万円、工期は2025年3月20日を設定する。
残る2件は、9号配水管布設工事2工区と米子市両三柳の不断水分岐弁の設置。2工区は、1工区の続きでダクタイル鋳鉄管(径250_)延長506b、同(径300_)延長4bを布設する工事。工事費は7000万円弱。また、不断水分岐弁の設置は、工事費1億3000万円を見込む。
県企業局西部事務所によると「来週中には2件の設計図書を起工する」見通しで、2件を月末に公告する計画を立てた。また、開札時期については、3件とも旧盆明けの開札に。「1工区、不断水仕切弁、2工区」の順番にする予定とした。
工事は、水道施設工事を対象に、制限付き一般競争入札で公告する。
日刊建設工業新聞