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建通新聞社(中部)
2024/07/04

【三重】県 農業体験広場 民活導入を検討

 三重県地域連携・交通部は、木曽岬干拓地の暫定利用策などに関する調査・検討業務を委託するため、企画提案コンペで受託事業者を募集している。民間活力を導入した農業体験広場の暫定利用策などをまとめる。契約上限額は1470万8760円(税込み)。
 木曽岬干拓地は、農業用地として取得し、その後、伊勢湾岸自動車道以北で工業団地(約45・6f)、以南でメガソーラー事業(約63・6f)に活用している。これに加えて、建設発生土ストックヤード第2期(約66・4f)の運用を開始する。農業体験広場(約50・1f)に関しては、ストックヤードに土砂搬入が完了するまでの期間で、民間活力を導入した暫定利用を計画している。
 このため、業務ではおおむね15年以内の暫定利用策の検討と、南エリア全体の都市的土地利用に向けた市場状況などの調査を実施する。契約期間は2025年3月14日まで。
 暫定利用に向けたスケジュールは、24年度に検討を行い、25年度に参入事業者公募・選定、暫定利用に必要な基盤整備を進め、26年度から事業者による暫定利用を開始する予定。
 南エリアへの企業立地の見込みが高い分野に@物流・ロジスティクスA製造B再生可能エネルギーCグリーン水素Dバイオジェット燃料Eスマート農業F陸上養殖G次世代モビリティH観光・リゾート・レクリエーション―を挙げる。
 参加資格確認申請書を7月11日、企画提案資料を7月23日まで受け付け、プレゼンテーションを7月29日に実施する予定。
 問い合わせ先は水資源・地域プロジェクト課。

提供/建通新聞社