建設新聞社
2024/07/05
【東北・福島】約43億で前田・熊谷・佐藤JV/大熊町特定帰還居住区域の解体・除染
環境省福島地方環境事務所は、WTO対象で6月27日に開札した「令和6年度大熊町特定帰還居住区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事その2」を43億4200万円で前田建設工業・熊谷組・佐藤工業JVに決定した。
総合評価の施工体制確認型・技術提案評価型S型。入札には同JVのほか、西松建設・五洋建設・戸田建設JV、安藤ハザマ・岩田地崎建設・淺沼組JV、大林組・西武建設JV、大成建設・日本国土開発・村本建設JV、中川企画建設が参加した。
大熊町の特定帰還居住区域は、主に中間貯蔵施設近くのエリアが対象で、2023年9月に計画認定(24年2月変更認定)を受けている。
今回の工事は、同区域において建物など138件を解体し、廃棄物については仮置場に運搬する。加えて住宅地、学校、公園、大型施設、道路、農地、森林など約34fを対象とした除染や除去土壌の運搬・保管も行う。
工期は25年3月31日まで。
提供:建設新聞社