日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/07/03
【埼玉】桶川市、日出谷地区公共施設整備へ基礎調査
桶川市は「日出谷地区公共施設等整備基礎調査業務」の優先交渉権者を八千代エンジニヤリング関東センター(さいたま市)とした。新たな地域のコミュニティ拠点を整備するため、まずは施設計画の概略や民間活力導入可能性などを固める方針だ。業務履行期間は2025年3月20日まで。
計画検討地は、旧分庁舎などが立地する上日出谷南3−4−2ほかの約8800u。敷地周辺には公共施設(日出谷保育所、日出谷子育て支援センター)、民間の大規模小売店などが位置する。
まちづくりの指針となる第六次総合計画において、同敷地は日出谷地区の「コミュニティ拠点」に位置付けている。地域交流や生涯学習、子育て支援などの役割を担う施設を導入する予定だ。
計画を具体化するために、まず施設計画の概要を固めていく。本年度の調査業務で地域課題を整理するほか、施設規模や土地利用のゾーニングなどを検討する。
同時に民間企業へのヒアリングを実施。進出意欲を調査しつつ、民間活力導入の可能性を探る。