南魚沼市は3日、島新田764番地ほか「新ごみ処理施設整備に係る事業者選定等支援業務委託」を公募型プロポーザルで公告した。
参加意向申出書は17日まで、提案書は8月22日まで受け付ける。資格は市入札参加資格者名簿の「建設環境部門」「廃棄物部門」に登載され、過去10年間に国、地方公共団体が発注する同種業務(80トン/日以上の発電付き施設に限る)の元請け実績があることなど。プレゼン・ヒアリングは8月29日、候補者決定は9月2日を予定。
新ごみ処理施設整備・運営事業を実施するにあたり、新施設の整備および運営を行う事業者の選定手続きへの総合的な支援を行うことを目的に、PFI法に準じて実施する。新施設は処理方式をストーカ式、施設規模(能力)約86トン/日(2炉)、敷地面積は約1万平方メートルとする。業務内容は事業者選定アドバイザリー(募集・選定方法等検討、実施方針作成・公表、特定事業の選定・公表、事業者募集書類作成、事業者募集・評価・選定・公表などに係る支援)、事業者選定委員会の運営支援、建設予定地に残る旧し尿処理場の解体に係る仕様書作成など。見積限度額は3976万5000円(税込み)。期間は2027年3月31日まで。
現可燃ごみ処理施設は老朽化による突発的な故障が発生し、整備修繕費用の負担が増加していることから、南魚沼市環境衛生センター敷地内に新たな施設を整備する。事業方式はDBO方式を軸に検討中。
循環型社会形成推進地域計画策定は環境デザイン設計事務所、基本計画策定はパシフィックコンサルタンツ、基本設計はオオバ(東京都千代田区)が担当。