トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(神奈川)
2024/07/02

【神奈川】川崎市 23年度平均落札率は93・4%

 川崎市が2023年度に実施した競争入札で契約に至った工事823件の平均落札率は93・4%だった(建通新聞社調べ)。22年度と比較して8件少なく、平均落札率は0・4ポイント上昇した。総合評価方式は65件あり、平均落札率は96%。件数は22年度と比べて14件多く、平均落札率は1・9ポイント上昇している。不調・中止件数は前年度比15件減の88件。低入札価格調査の実施案件は前年度比1件増の10件だった。
 一般競争入札は600件あり、平均落札率は93・7%(24件減、0・2ポイント増)。指名競争入札は157件で、平均落札率は91・1%(1件減、0・5ポイント増)となった。いずれの入札方式でも、平均落札率が上昇している。
 10月から変動型最低制限価格方式を導入した舗装は、平均落札率が22年度に比べて0・6ポイント上昇した。
 最低制限価格制度を適用したのは10件で、平均落札率は93・6%(1件増、7・2ポイント上昇)だった。
 主な工種別に見た件数と落札率は以下の通り。
 ▽土木=143件、92・6%(14件増、0・4ポイント増)▽下水道=62件、92・3%(2件減、1・1ポイント増)▽上水道=68件、92・6%(1件減、0・1ポイント増)▽建築=59件、97・2%(22件減、0・3ポイント増)▽電気=80件、96%(10件増、1・2ポイント増)▽空調・衛生(管)=48件、96・4%(13件減、0・2ポイント増)▽造園=59件、91・1%(10件増、同率)▽舗装=144件、91%(2件増、0・6ポイント増)▽塗装=28件、92・8%(同数、0・4ポイント増)▽通信=16件、96%(8件減、2・1ポイント増)

提供:建通新聞社