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建設新聞社
2024/07/02

【東北・宮城】石巻市が給食センター整備事業を公告

 石巻市は1日、新学校給食センター整備運営事業を総合評価一般競争入札で公告した。事業方式はBTO方式。提案上限額は85億5000万円。
 参加表明と申請書は今月31日〜8月20日まで、入札書と提案書は10月15日に受け付ける。落札者決定および公表、基本協定の締結は12月を予定。2025年3月に事業契約を締結する。施設整備(設計・建設)期間については、同年4月〜27年1月ごろとし、その後引き渡す。維持管理・運営期間は27年4月〜42年3月まで。
 審査委員は国土政策研究会の伊庭良知理事を委員長とし、東北工業大学建築学部建築学科の石井敏教授、宮城学院女子大学生活科学部食品栄養学科の佐々木ルリ子教授のほか、市職員らで構成する計6人。
 参加資格は、応募者は設計企業、建設企業、工事監理企業、維持管理企業、運営企業を含む企業により構成。落札者は仮契約締結までに石巻市内にSPCを設立する。
 代表企業は出資者中最大の議決権を持つものとする。構成企業となる設計企業は14年度以降に国または地方公共団体が発注した延床面積3000平方b以上の学校給食共同調理場の設計実績(基本設計または実施設計)を有していること。建設企業は建築一式工事の経審の総合評定値が750点以上であるほか、14年度以降に国または地方公共団体が発注した延床面積3000平方b以上の公共施設新築工事の完成実績があることなどを求めている。
 老朽化が進行する住吉、河北、河南学校給食センターを統廃合し、新たに学校給食センターを整備する。
 建設地は、石巻市北村前山4の10地内の敷地8500平方b。施設概要は調理能力約4000食で、配食校数は小学校14校、中学校9校、幼稚園2園。献立方式は2献立としている。施設は給食エリアのほか、事務・その他エリア、附帯施設で構成を想定。
 基本計画の策定支援業務とPFIアドバイザリー業務は日本工営都市空間(旧・玉野総合コンサルタント)がまとめた。

 提供:建設新聞社