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日刊建設タイムズ社
2024/07/02

【千葉】概算事業費は55億円/滝沢地区28haに産業用地/東金市

 東金市は1日、「滝沢地区産業用地整備事業基本計画書」を公表した。「第4次総合計画」に基づき、滝沢地区約28haにおいて産業用地整備事業を計画。事業手法は、土地区画整理事業または開発行為。概算事業費は約54億5000万円(うち直接工事費約46億8000万円、用地取得費約7億7000万円)。2025年度中頃に事業予定者の公募を開始。26年度から基本設計・実施設計をまとめ、27年度下期に造成工事に着手。29年度に先行区域の造成を完了し、同区域における立地予定企業の建築工事を開始する運び。
 地権者との合意形成に向け、年度内に地権者協議会を設立し、同意確認や説明会を実施する。農業振興地域と農用地区域の除外、保安林の解除、都市計画、事業認可など各種手続きを27年度上期までに終え、開発許可などの取得を目指す。
 産業用地の計画地は、滝沢字高見塚など。地権者数は、6月末時点で約60人。
 土地利用計画は、道路・アクセス道路用地2・9ha、公園用地0・9ha、緑地・森林3・46ha、容量4万6000m3調整池1・62ha、法面用地1・61ha、企業用地@3・89ha、同A3・11ha、同B1・8ha、同C2・73ha、同D2・11ha、同E3・32ha、太陽光発電施設用地0・7ha、三友プラントサービス社員寮用地0・45ha。
 道路は、国道409号から事業計画区域への幅員9mのアクセス道路、幅員12mの主要区画道路、主要区画道路と市道6066号線を結ぶ幅員5mの区画道路を計画。アクセス道路の一部は、八街市滝台地区約0・46haを横断する。
 そのほか、消火栓7か所、貯水量40m3の防火水槽2か所などを整備予定。
 
事業化支援者を募集/覚書締結を10月上旬
 
 1日に、滝沢地区産業用地整備事業の事業化検討パートナーの募集要項を公表した。業務内容は、土地利用計画、道路などの公共施設整備計画、企業用地の分譲単価などの算定、事業手法、事業スケジュール、企業誘致・事業の成立要件などを含む事業計画の作成支援、地権者の合意形成支援など。10月上旬に優先交渉権者と覚書を締結する見込み。
 参加資格は、過去10年間に同等以上の事業面積の産業用地の整備に、事業化検討パートナーとして参画した実績を有する者など。
 今後は、22日まで質問書の提出を受け付け、26日に回答。参加意向表明書などの提出を31日に締め切る。企画提案書などの提出を8月9日まで受け付け、同月中旬の書類審査、同月下旬のプレゼンテーション審査を経て、9月下旬に優先交渉権者を決定する。k_times_comをフォローしましょう
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