県中地方振興局(県中建設事務所)は、阿武隈川と大滝根川の河道計画検討に係る総合評価(標準型)一般競争を6月28日付で公告した。参加受付19、22日、8月7日開札。
参加資格は県有資格者名簿「土木設計」登録の、建設コンサルタント登録規定「河川、砂防および海岸・海洋部門」登録者。「阿武隈川」は過去10年以内の公共工事に係る直轄管理河川の治水計画検討か河川整備計画策定、「大滝根川」は10年以内のまちづくりと連携した治水計画検討か河川整備計画策定の業務実績が必要。評価テーマは「整備計画と現地調査を踏まえた流下能力と河道計画検討に係る留意点」。
阿武隈川は、策定中の河川整備計画を踏まえ、うつくしま大橋〜社川合流点下流の明神橋までの玉川村小高ほか地内、延長4.2kmで河道の法線形、堤防形状、基本断面形状を検討し、最適な河川法線、堤防の基本諸元を選定する。履行期限2025年3月31日。
大滝根川は田村市船引町船引ほか地内の延長4.3kmの河道計画策定に向け、市まちづくり計画と連携・調整し、河川法線と河道断面等を検討する。履行期間174日。
(提供:福島建設工業新聞社)