日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/06/28
【埼玉】北本市、公共施設のトイレ改修を推進
北本市は「公共施設のトイレに係る整備方針」に基づき、各公共施設のトイレ洋式化など利便性向上を図る。本年度は都市公園3施設、JR北本駅西口ビルを対象に設計を策定。仕様をまとめた後、都市公園のうち北本総合公園のトイレ改修工事は先行して7〜9月ごろ発注する予定。ほか都市公園2施設、JR北本駅西口ビル分の工事は来年度の施工を見込む。
都市公園は計3公園、5カ所のトイレを対象とする。内訳は▽北本総合公園(2カ所)▽子供公園(2カ所)▽高尾さくら公園(1カ所)――となる。いずれも和式トイレを洋式化するほか、現在使用している洋式トイレに関しても温水洗浄便座への更新を図る。
まずは先行して北本総合公園分の工事へ着手する見通し。施工する2カ所のうち、管理棟部分では和式便器5基、中央トイレ部分は和式便器4基を更新する計画だ。工事費は2334万4000円を確保している。
都市公園3施設の設計に関しては、森田建築設計室(坂戸市、電話049−282−2888)が一括して担当している。
本年度はさらに、JR北本駅西口と直結するビル内のトイレ改修設計も進める。主に1階に設置している公衆トイレ部分を対象とする見込みで、本年度内に施工詳細を固める。設計は共同設計社(杉戸町、電話0480−35−1100)が担う。