日本工業経済新聞社(埼玉)
2024/07/01
【埼玉】県土整備部、不老川で調節池の位置選定へ
県土整備部は不老川の河川整備計画で狭山市内に新たな調節池を位置付けており、2024年度に具体的な整備箇所の選定を進めていく。開会中の県議会6月定例会で、松本義明議員の一般質問に答弁した。
松本議員は入間市内における不老川の河道拡幅について、今後の見通しを聞いた。同部では「調節池を狭山市内で新たに整備する必要がある」とした上で、23年度に「位置を検討するための測量や地質調査を実施してきた」ことを説明。
これらの結果を基に、24年度は「地元市と連携しながら具体的な整備箇所」を選定していくという。
さらに「入間市分を含む上流の河道拡幅未整備区間についても、調節池の整備と並行して測量や設計などを実施」する。調整池の整備後、速やかに工事に着手できるよう準備していく考えだ。