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建設新聞社
2024/06/28

【東北・青森】東北防衛局が三沢(6)最適化の技術協力業務プロポ

 東北防衛局は27日、最適化事業に係る技術提案・交渉方式(ECI方式)による「三沢(6)施設最適化総合設計に係る技術協力業務」の公募型プロポーザルの手続きを開始した。
 申請書および技術資料の提出は7月19日まで、技術提案書は9月11日まで受け付け、見積もり合わせは10月31日に行う。参考金額は技術協力業務が約8400万円(税込み)、工事規模が700億円以上(税込み)を想定する。
 参加資格は、単体またはJV(10社まで)で、単体またはJV代表者は経審の建築一式工事1200点以上で優先交渉権者の選定日までに、測量・建設コンサルタント等業務の「建築コンサルタント」に係る格付けC以上の資格認定を受けることなど。構成員は「建築一式工事」または「土木一式工事」が同830点以上かつ990点以上が1社以上含むこととし、「電気工事」「管工事」または「電気通信工事」が同870点以上であることなどを求める。
 対象は、三沢基地、三沢対地射爆撃場、天間林無線中継所、野辺地無線中継所。このうち三沢基地では、格納庫新設(4階建て、延べ約1万1000平方b)を含む延べ1000平方b以上の庁舎・補給倉庫・格納庫など計25棟、1000平方b未満の建物計62棟(計約7900平方b)の建て替え。また1000平方b以上の庁舎・隊舎・診療所など計36棟、1000平方b未満の建物計123棟(計約2万4000平方b)の改修を実施する。このほか仮設で建物附帯、解体工事、基地内幹線ユーティリティの各一式も実施する。履行期間は2029年3月15日まで。
 なお、格納庫の一部については、特段の情報保全の措置を必要とする施設であることから、同措置を講じることを条件とする業務の追加について、契約締結後に受注者と協議を行うものとする。
 また25年度以降に工事契約を計画している施設は、予算成立を前提に格納庫新設(4階建て、延べ約1万1000平方b)、ポンプ室新設(平屋建て、延べ約10平方b)および仮設建物1棟となっている。

 提供:建設新聞社