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　富山県土木施工管理技士会（大橋聡司会長）の２０２４年度通常総会が２７日、富山市のボルファートとやまで開かれ、技術力向上や社会的地位向上を柱とする今年度事業計画などを決めた。
　代議員総数２１７人のうち、議決権行使書を含め１８３人が出席。まず、表彰式が行われ、全国土木施工管理技士会連合会会長表彰５人の伝達、県技士会会長表彰８人の功績をたたえた。
　続いて、大橋会長が「土木施工管理技士の技術力向上、社会的な地位向上を図るとともに、土木技術のさらなる発展、安全・品質の向上のため、様々な研修の機会を設ける。土木施工管理技士が希望にあふれ、新４Ｋと言われる職種となるよう、様々な取り組みを進めたい」とあいさつ。
　来賓から、県土木部の川上孝裕次長（部長代理）、北陸地方整備局富山河川国道事務所の佐藤保之所長、県建設業協会の山本隆副会長（会長代理）がそれぞれ祝辞を述べた。
　議事では、２３年度の事業報告と収支決算、役員改選、２４年度の事業計画および収支予算を審議し承認した。
　総会終了後には、北陸地方整備局企画部の石田和典技術調整管理官による記念講演「北陸地方整備局の最近の取り組み」も開催された。以下、受賞者（敬称略）。
【全国技士会連合会会長表彰】
※功労者
　▽古栃渉（古栃建設）▽神田光信（松本建設）
※優良技術者
　▽糸岡栄明（岡部）▽工藤健司（丸三国土建設）▽西川正泰（日本海建興）
【県技士会会長表彰】
※優良技術者
　▽池原浩樹（東城）▽河原雄二（射水工業）▽菊池学（砺波工業）▽久保隆範（森長組）▽西嶋秀剛（得能組）▽竹田雄亮（射水建設興業）▽前田秀雄（東城）▽西能康倫（藤井組）
　なお、新任の理事には、佐藤工業北陸支店の横川泰希氏が就任。