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日刊建設工業新聞
2024/06/27

【鳥取】23年度営繕工事/工事成績平均は79・02点/前年から横ばいで推移/県工事検査課

 県発注の営繕工事で23年度の工事成績平均点は79・02点となり、3年連続で79点台を維持した。前年の平均79・16点からほぼ横ばい。県工事検査課が25日までに結果をまとめた。
 完成検査の23年度実施状況は、全体210件で、前年の184件に比べ大幅に増えた。
 内訳は、営繕工事106件の平均が78・25点、設備工事104件の平均は79・80点。前年に比べると建築が0・27ポイントの微減となり、設備は横ばいだった。
 最高点は電気工事の85点で、県外業者が施工した天神川浄化センター自家発電設備だった。次いで84点は建築と設備でそれぞれ3件あり、リンクス・境港土建JVが施工した境漁港高度衛生管理型市場カニ籠上屋増築(1工区)や、大和設備が施工の県立図書館空調用熱源設備などが該当した。
 また、83点は建築で2件、設備に8件があった。
 営繕工事をめぐっては、工程管理が多岐にわたる新築の工事点数が伸びやすい傾向がある。検査課では「修繕系が多く、大きな物件も少なかった」と話し、建築の工事点数に若干の下降傾向が見られた。

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