岡山市は、事業を実施する方針を示した多目的屋内施設(アリーナ)整備について、大まかなスケジュール案をまとめた。
2026年度に事業者を選定し、27〜28年度に設計、29年度から工事に着手、31年の完成を目指す。
24年度は追加調査を実施、最適な施設規模や事業手法、整備費、周辺環境への影響調査などを行う。経済界からの要望を踏まえ、基本計画より、客席数を増やすなど、再度調査を実施し、より採算性の高い整備を目指していく。
新アリーナの計画地は、北区野田4ノ17ノ101他の北長瀬みずほ住座跡地約1・6f。基本計画では、総事業費を約145億円と試算、事業手法は、市が資金を調達して設計・建設(DB)、維持管理・運営(O)を別契約により包括的に民間事業者が行うDBO方式または民間資金を活用し施設整備、維持管理・運営を一括で複数年度契約として発注するPFI(BTO)方式の採用を想定。
北長瀬未来ふれあい総合公園から新アリーナまでは、ペデストリアンデッキを利用したアプローチとすることで、総合公園とアリーナのにぎわい連携、歩行者の安全確保、近隣地区への侵入防止、災害時の総合公園との連携などに活用するとしている。
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提供:建通新聞社」