三種町教育委員会は、琴丘中・山本中・八竜中の統合中学校(三種町立三種中学校)の新校舎新築を3工種に分け、7月12日付で指名する方針。建築は3者または4者JV、電気設備と機械設備は2者または3者JVとしており、いずれも代表者の条件に、能代山本地域に主たる営業所または従たる営業所があることを求める。入札は8月の予定で、契約議案を同月の臨時議会に上程。承認後に本契約し、9月の着工を目指す。
事業は琴丘中・山本中・八竜中の統合中学校を、現山本中学校(森岳字関ノ台18)の運動場や西側の農地などに整備するもの。新校舎(校舎棟:RC2F5,247.19u、体育館棟:RC一部S2F1,903.27u)は、山本中の運動場に建設。今年度から2カ年で進め、8年2月の完成を目指す。
また、新校舎東側にグラウンド(250mトラック)やソフトボールなどができる多目的広場など、西側の農地にテニスコートや駐車場などを整備。グラウンド整備(法面保護含む)と西側農地の整備も今年度から着工する方針で、早期の入札を目指す。
統合中の事業費については、継続費47億5,649万9,000円(6年度:6億5,287万5,000円、7年度:41億362万4,000円)を当初予算で設定。このうち新校舎建築に約31億8,000万円、電気設備に約4億2,000万円、機械設備に約4億7,000万円を見込んでいる。
提供:
秋田建設工業新聞社