福島県三春土木事務所は、こまちダムの長寿命化計画を更新する。
現計画は2018年度からの30年間を計画期間として策定。維持管理・更新の対策費用として15億7000万円を設定している。今年度は5年ごとの更新期間に当たり、最新技術などを盛り込んで計画を見直す。設備更新などのスケジュールは計画の中で具体化させる。更新業務は日本工営が受託した。履行期限11月11日。
同ダムでは今年度、管理用制御処理システムなど機械設備の修繕や、堰堤改良の一部着手を検討している。管理設備の実施設計はドーコンが3976万7200円で落札した。
こまちダムは小野町菖蒲谷地内の多目的ダム。堤高37m、堤頂長150m、堤体積3万3600㎥、総貯水量77万2000㎥の重力式コンクリートダムで2007年に竣工した。
(提供:福島建設工業新聞社)