富山県設備設計事務所協会は20日、富山市の富山電気ビルで第36回通常総会を開き、役員改選で山毛利幹夫会長(ワイエムシステムプランニング)を再任した。
総会には正会員、協力会役員ら30人(委任状含む)が出席。2023年度事業・収支決算、24年度事業計画・収支予算の報告事項などを原案通り承認した。24年度は事業方針として、▽建築設備士の法制化▽業務に関する適正化の推進、法令順守に対応する情報収集▽エネルギー部会の強化推進、技術力向上▽E部会(電気・電気通信)、P部会(空調・衛生機器)の活動発展、正会員と協力会員の業務協調▽次世代の担い手確保−などを掲げた。9月にガス設備関連施設見学研修会、11月に「設備の日」設備フォーラム、25年3月にエネルギー部会技術講習会を行う。
会長以外の役員は次の方々(敬称略)。▽副会長/高一哉▽理事/井藤雅博、横田大輔、鶴谷泰典、尾澤憲司、笹井数哉▽監事/石坂裕、松島大樹▽事務局長/後東直則
総会報告会後の懇親会では、山毛利会長が「あらためて会長職を全うしたい。取り巻く環境は課題がたくさんあるが、英気を養い、親睦を深めていただきたい」とあいさつし、来賓から中川忠昭県議が「皆さんの仕事は建物の心臓部をつくるもの。今後も元気ある仕事を進めてほしい」と祝辞を述べた。県建築士事務所協会の稲葉伸一会長の音頭で乾杯し、出席者は和やかな雰囲気の中で交流を深めた。中締めは協力会会長の土屋誠日本海ガス代表取締役社長による三本締め、高一哉副会長が返礼の万歳を行い、閉会となった。