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　東北地方整備局酒田河川国道事務所は、「戸沢立川地区トンネル詳細設計業務」を一般競争入札（総合評価落札方式、ＢＩＭ／ＣＩＭ活用・発注者指定型）で公告した。参加申請は７月４日14時までで、開札は８月２日11時に行う。
　参加資格は、土木関係建設コンサルタントに登録された単体企業またはＪＶで、２０１４年度以降に高規格幹線道路の山岳トンネル詳細設計などについての履行実績を求める。
　戸沢立川道路整備事業は、将来的な新庄酒田道路の一部として広域道路ネットワークを形成し、経済や文化の交流と地域の災害耐久力の強靱化を図ることを目的に事業化された。区間は山形県戸沢村古口地内を起点に庄内町狩川地内までの５・８�`�bで、ルート上に清川ＩＣ（仮称）と山岳トンネル２基の整備を予定している。
　今回は２基のうち戸沢村側の１号トンネル（仮称）を整備するための詳細設計を作成するもので、トンネルの延長は約１４００�bとし、内空断面積は約90平方�bとする。
　路肩両側１・75�b、車道幅員３・６�b×２車線、中央分離帯１・５�bの計約12�bの幅員を想定しているが、最終的な諸元は設計の中で詰めていく。
　履行期限は25年２月21日まで。庄内町側のトンネル設計の発注時期は未定としている。

　提供：建設新聞社