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　復旧・復興本部佐治現地事務所は鳥取市河原町神馬地区の砂防災害復旧工事について、当初の計画を前倒して今月から２件に分けて公告する見通しを明らかにした。災害査定では総額３億円余りの復旧費が認められており、約１億３０００万円程度の工事を最初に公告する。
　神馬川の砂防災害は同町神馬と同町小河内の一部にわたって復旧計画をまとめており、工事に必要な用地の取得にも目途をつけている。最初に発注する工事は、５カ所の被害を１件にまとめた工事で、コンクリートブロック積工が延べ７５０平方�bと大型ブロックが４９７平方�bを予定している。
　また、神馬地内の災害番号３２２号と３２３号を１件にまとめた復旧工事も１億円以上の規模で、準備が整えば今夏にも発注する考え。同事務所では「復旧工事の発注も残り13件程度になった」と話している。

日刊建設工業新聞