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建設経済新聞社
2024/06/21

【京都】川東保育所の新築移転を検討 第1案は亀岡川東学園隣接地

 亀岡市の6月議会の一般質問(2日目)が19日行われ、川東保育所の整備について、こども未来部長が答弁した。
 川東保育所の改築や移転を含めた整備構想について、第1案として、小中一貫校の市立亀岡川東学園に隣接する馬路町自治会所有の土地へ新築移転する考えを示した。
 こども未来部長は「現園舎が昭和50年に完成し今年で築49年を迎える。施設の老朽化や耐震化対策といった課題があり施設整備が必要」「保育所の規模について、現在の利用定員が125人、延床面積は944・5u。保育ニーズの高い低年齢児(0〜2歳)を中心に入所児童数の増加が見込まれることから、今後のニーズの動向を踏まえて規模は決めていく」「整備に係るスケジュールについて、今年度は整備用地の検討について地元への確認を行う。具体的な用地決定に向けて調整を図り、その後に今後の計画について立案を進めていく」などと答弁した。
 市は、平成22年に公立8保育所について統廃合を含めた再編整備に向け計画検討を始動。直近では、保津保育所移転整備工事として、令和5年7月開札で建築を三煌−山和特定建設工事JV、電気を星和電機工事、機械をエム・ケイ・シーで工事を進めている。設計は綜企画設計。