高島市給食施設整備課は、新旭町にある「新旭学校給食センター」とマキノ町にある「マキノ学校給食センター」について、解体撤去工事を計画、早ければ7月にも指名競争入札で工事発注を行う。工事期間は、年内での完了を見込み、跡地については、更地までは行うが、今のところ未定。今後の利活用については検討していく考え。
計画によると、現在、市内では安曇川学校給食センター、今津学校給食センター、新旭学校給食センター、マキノ学校給食センターの計4ヵ所の学校給食センターがあり、児童数の減少等の理由により、その4施設のなか、新旭学校給食センターとマキノ学校給食センターを廃止し、計2ヵ所に統合して対応を図る。
今回、対象となる新旭学校給食センターは、高島市新旭町新庄891に位置し、解体設計は湖西テクノ(高島市)が担当。マキノ学校給食センターについては、高島市マキノ町蛭口601に位置し、ゆー空間建築事務所(高島市)が解体工事の設計を担当している。
なお、それに伴って安曇川学校給食センター(安曇川町田中635―5)の改修工事を計画しており、米沢工務店(高島市)で、8月末日の完了を予定している。また、今津学校給食センターの改修工事(設備工事)については、鏝市工芸(高島市)が担当し、完了している。
同市では、少子化に伴う今後の児童生徒数の減少及び施設や設備の老朽化を見据え、現在4ヵ所ある給食センターを2ヵ所に集約するため、改修および増築工事を行い、解体される2給食センターは夏頃までは稼働する見通し。
提供:滋賀産業新聞