福井県コンクリート診断士会の2024年度定期総会は14日開かれ、任期満了に伴う役員改選で、新会長に柴原幸氏(帝国コンサルタント)を選任した。会場は、福井市宝永3丁目の県国際交流会館で。
23年度の事業報告・決算、および24年度の事業計画・予算案なども審議了承している。
同会設立21年目で、定期点検が義務化されて3巡目。北陸本線の敦賀駅〜大聖寺駅間の鉄道施設の検査・診断等の協力依頼を想定。コンクリート診断士の継続教育や、地域密着型の地域貢献活動、地域のコンクリート構造物の現状や維持管理の重要性に関する広報活動などを展開する。
新役員の方々(敬称略)
■会長
(新)柴原幸 帝国コンサルタント
■副会長
江波清隆 リバークル
(新)寺口秀明 日本ピーエス
■幹事
(新)池田道春 日本ピーエス
石川裕夏 福井宇部生コンクリート
臼井裕喜 福井県建設技術公社
(新)加藤俊幸 デルタコンサルタント
(新)兼上智博 北陸ロード
(新)加茂浩司 カモコン
(新)佐々木大輝 サカエS.C
嶋瀬敬祐 ベルテクス
(新)中山博隆 丸高コンクリート工業
板東慎一 嶺南デンカ生コン
安本倫章 中央測量設計
山川博樹 ベルテクス
山口訓久 道端組
山田祥太郎 AC構造検査
■監査役
(新)高嶋康之 県土木部高規格道路課
出口一也 県三国土木事務所
■事務局
吉川昌和 福井宇部生コンクリート
第138回研修会行う
総会後、第138回の研修会を行った。講師は静岡理工科大学の理工学部土木工学科、西田孝弘教授が務め、テーマの「コンクリート中での鉄筋腐食を防ぐ斬新な混和材の開発〜微生物や茶カテキンの活用」を聴いた。