福井県土木施工管理技士会(関剛摩会長)の2024年度通常総会は13日開かれ、23年度の事業報告・収支決算、および24年度の事業計画・収支予算案を慎重審議し、すべて原案通り了承している。会場は、福井市御幸3丁目の県建設会館で。
冒頭、関会長が挨拶。「土木技術者は、現場を預かる責任者として、残業時間削減の取り組みや、決して安全、品質のレベル低下につながらないよう、工期遵守の様々な工夫を図る。また地震や集中豪雨などに強いまちづくりにも尽力せねばいけない」などと、社会的な使命感を示した。
来賓祝辞は、国土交通省近畿地方整備局の橋本亮福井河川国道事務所長と、県土木部の平林透理事が述べ、国県の事業推進の尽力に感謝した。
続いて、全国土木施工管理技士会連合会会長表彰伝達式を行い、関会長から表彰した。23年度は、技能・知識を豊かにし、技術力向上を図る多くの研修・講習会を開催した。24年度も継続し、活動を強化したい考え。
優良工事従事技術者表彰/(全国技士会表彰受賞者)
受賞者名(敬称略)と所属企業 対象工事 表彰実施機関
■竹本徹 道端組 国道8号大谷地区線形改良舗装工事 近畿地方整備局福井河川国道事務所
■松本英明 前田産業 北川国分地区他堤防拡築工事 近畿地方整備局福井河川国道事務所
■長谷川晴夫 山下組 橋梁下部工事一番町3補−2工事 福井県
■森下圭悟 セイコウ 治山施設機能強化・老朽化対策工事 福井県