丸亀市は、昭和町にある丸亀市浄化センターについて、新浄化センターの整備に伴い施設を解体するため、日本下水道事業団(JS)との間で解体設計の業務委託協定を締結し、東京設計事務所高松事務所(高松市)で設計に着手した。履行期間は2025年3月31日まで。工事は24年度内にも一部発注する予定としている。
設計では現浄化センターの施設を撤去し、さら地として整備する予定。市は解体後の跡地利用については売却を検討しているが、詳細は未定。市は同事業に対し、24年度当初予算で25〜29年度までの債務負担行為として、限度額63億7000万円を設定している。
現浄化センターの規模は敷地面積約3万9000平方b。施設内には汚泥処理施設や水処理施設などがある。所在地は昭和町31ノ2。
同市では現浄化センターの施設が老朽化していることや耐震性が不足していることなどを受け、昭和町内へ新浄化センターを移転。24年4月からは一部施設の供用が開始。24年10月にも機能が完全移転する予定だ。新センターの規模は敷地面積3万3000平方b。施設内にはポンプ棟や汚泥処理設備などがある。所在地は昭和町。
提供:建通新聞社