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西日本建設新聞社
2024/06/17

【熊本】物流構想、10億ドル投資も ESR

 物流不動産・データセンター開発を展開するESR(本社東京)と、八代市、熊本県は12日、「やつしろ物流拠点構想」の推進に関する覚書を締結した。今後は、企業と自治体が連携して構想の具体化を図る方針。
 ESRは、アジア太平洋地域最大の不動産アセットマネジメント会社の日本法人として2016年に設立され、三大都市圏と九州で、物流センター等を開発している。兵庫県尼崎にはアジア最大のディストリビューションセンター(延床面積38万8570平方b)があり、22年には九州初の福岡甘木DCが竣工している。
 県庁であった締結式では、八代市の企業アドバイザーを務めるマーキュリーキャピタルの韓敬三社長が立ち会い、ESRのスチュアート・ギブソン代表取締役、八代市の中村博生市長、木村敬知事が覚書にサインした。
 会見でESRは「八代地域への進出の可能性も含め、どのように寄与できるかを検討していくための第一歩」と説明。具体的なことは未定としながらも、中長期の見通しとして10億j程度の投資が想定されることを明かした。

提供:西日本建設新聞社
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