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建通新聞社
2024/06/17

【大阪】若手建築家設計施設 最後の施工者が決定

 2025年大阪・関西万博の会場内に設置予定の8カ所のトイレのうち施工者が決まっていなかった1カ所について、西村工務店が1億5372万円で落札した。予定価格は1億5372万円。3回目の入札で決定した。これで若手建築家が設計を担当した20施設の全てで施工者が決定した。
 北東工区内の「トイレ5」の建設と撤去工事を行う。延べ床面積は246平方b。
 設計は米澤隆建築設計事務所が担当。若手建築家が設計を担う20施設の一つで、積み木のようにユニットを積み重ねることで建築を構築する仕組みにより、閉会後はユニット単位に解体することが可能となる。公園や広場などに移設し、その場に必要な数や形に組み換えることができる計画だ。
 カラフルなユニットを緩く連帯させながら共存させることで、会場デザインコンセプトである「多様でありながら、ひとつ」をデザインしている。
 ※パース図は建通新聞電子版に掲載中

提供:建通新聞社