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　県鳥取県土整備事務所は県道鳥取鹿野倉吉線・高住〜良田工区について、今年度は鳥取市良田地区にある船着き場の移設など東側平坦部の改良を促進することを明らかにした。今年度の工事費は１億９０００万円程度を見込んでおり、今のところ３工区程度に分けて今夏から工事を発注する見通し。
　同線は、鳥取市と倉吉市を直接結ぶ幹線道路で、通勤時間帯には多くの車両が通行する。このうち鳥取市高住〜良田間は、湖山池に沿って道路が通過しているが、見通しの悪いカーブがあるほか、湖山池と山腹に挟まれた狭いエリアに道路が設置されている区間も多く、交通安全対策が急がれる。同事務所では、約２０００�bの区間を対象にした整備を２０１３年度に事業化。ここ数年は同市良田地内の法面をカットして全体の幅員を13�b（車道部は６�b）に拡幅する工事が中心だった。
　今年度は道路改良に伴い移転する良田地内の船着き場を新設。また、バス停車帯の東側にある水路の交差部に設置されている良田橋改築に伴う迂回路の新設など、同市高住地区側の平坦部を中心にした改良に取り組む。

日刊建設工業新聞