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日本工業経済新聞社(群馬)
2024/06/14

【群馬】昭和インター線バイパス事業の森下工区、道路改良工事を6月中に公告

県沼田土木事務所は、昭和村森下地内で整備を進めている昭和インター線バイパス事業森下工区で行う道路改良について、排水工事や縁石工事などを一括して条件付き一般競争入札で月内に公告する。工種は土木一式。設計は技研コンサル(前橋市)がまとめた。
工事の対象区間は、大森神社前交差点から西側延長227mで、2023年度に鈴木特殊土木(片品村)と椎坂建設(沼田市)が法面工事を実施した箇所となる。
路線両側に道路排水工事を合計延長440mで行うほか、縁石工事延長220m、下層路盤工35pを延長220mで行う。工期は約9カ月を見込んでいる。
25年度以降は、本年度施工分の延伸箇所で道路改良工事を行う計画としている。調整が必要な区間が含まれるため、施工延長と発注時期は今後決定する。
24年度はこのほか、大森神社交差点から東側の道路改良工事も予定。延長230mを対象に、下層路盤35p、上層路盤30p、基層5p、表層5pで舗装工事を行う。工期は約10カ月を見込んでいる。発注は2月ごろを予定している。
昭和インター線は国道17号のJR上越線岩本駅周辺に架かる久呂保橋から昭和ICを結ぶアクセス道路。現道は線形不良で幅の狭い区間もあり、昭和ICまでの通行に支障がある。歩道もないことから改善の要望があがっていた。
森下工区のバイパス整備は総延長760m、幅員10m、路線南側に2・5mの歩道を設ける計画。バイパス整備によりICまでの交差点数が減り、円滑な通行を確保するとしている。13年度に事業に着手し、全体事業費として約10億円を見込んでいる。