北・南地区で先行取得、6補で関連費計上
小諸インターチェンジ周辺の新産業団地計画が進む小諸市は、6月補正予算案に関連費4億4842億円を計上し、用地取得とともに農地転用などの諸手続きを開始した。
新産業団地は、上信越自動車道「小諸IC入口」交差点周辺の3カ所に分かれており、北側から順番に上信越自動車道北側(北地区、約1.8ha、2区画)、自動車道料金所〜小諸IC交差点南側(南地区、約3.84ha、2区画)、マンズワイン工場北側付近(南東地区、1.27ha、1区画)に位置している。市では、用地交渉が進んだ北地区と南地区の合計5.64ha分を先行して取得し、今年3月に農振除外の申請を提出した。農振除外が下りるとみられる9月下旬には引き続き農地転用を申請する。
先行取得した北・南地区では4月から実施設計に着手。新日本航業(小諸市)が鋭意進めているところ。設計には区割りのほかにアクセス道路など団地内の構造物も反映させる。今後は、24年度末からは企業の募集を開始し、早ければ25年度には造成に取りかかる。
提供:新建新聞社