香川県は、現在高松市内で電線共同溝工事を行っている県道牟礼中新線の花園町工区に続く区間として、高松市観光町の観光橋の東側から高松市木太町の高松国際ホテル付近にある洲端東交差点までの約1・1キロの「観光町工区」を、電線共同溝を整備するべき道路として指定した。整備済みの箇所に続けて建設を進めることで、整備効果を高める。
本年度は、県高松土木事務所が、区間内を試掘して埋設物を確認するための掘削工約30カ所の総合評価落札方式制限付き一般競争入札を第2四半期に公告する。工期は約5カ月。今後、電線共同溝を利用する電力会社や通信会社などの事業者の意向も確認しながら、測量や設計、工事を進めていく。具体的なスケジュールは未定。歩道下に埋設するか路肩下などに埋めるかは今後詰める。
このほか県高松土木事務所管内では、電線共同溝の整備を県道高松善通寺線(宮脇工区)、県道高松港栗林公園線(栗林工区)、県道中徳三谷高松線(木太工区)で継続して進める。
県道中徳三谷高松線(木太工区)では、電線共同溝工を延長約70bにわたって行う工事の総合評価落札方式制限付き一般競争入札を第3四半期に公告する。工期は約6カ月、
県道高松善通寺線(宮脇工区)では、第1・第2工区として歩道の舗装工の総合評価落札方式制限付き一般競争入札をそれぞれ第3四半期に公告する。舗装延長は約190b、幅員は4・5b。場所は高松市紫雲町他で工期は約5カ月。
県道高松善通寺線(宮脇工区)では、道路照明工2基の指名競争入札の手続きを第2四半期に行う。工期は約5カ月。
提供:建通新聞社