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　セイコーエプソン（長野県諏訪市大和３の３の５　小川恭範代表取締役社長）は、酒田市内のグループ企業・東北エプソン（酒田市十里塚村東山１６６の３）の敷地内にインクジェットプリンター用ヘッドの生産工場新築を計画し、竹中工務店の設計・施工で着工した。
　これは、家庭、オフィスや産業向けのインクジェットプリンターが新興国や北米などで需要拡大が見られるため、生産拡大を見込んで酒田市十里塚地内の東北エプソン敷地内東側にＳ造２階建て、延べ１万１１９１平方�bで工場を新築するもの。内部にはプリンター用ヘッドの製造・組み立て設備一式が配備され、新工場の稼働によって生産能力が４倍程度に高まるという。
　２０２５年９月末の完成を予定しており、新築に係る事業費は約51億円となる見通し。

　提供：建設新聞社