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　北秋田地域振興局建設部は、拡幅する県道比内田代線・二井田工区の詳細設計を来月９日に開札する。計画延長4,400ｍ全線と交差点３カ所、プレキャストボックス２カ所について７年３月21日の履行期限でまとめる。来年度は用地測量を実施し、進捗を見ながら用地買収に着手する。着工は８年度以降。

　同路線は、大館市比内町の国道285号と同市川口の国道７号を結ぶ主要地方道路。拡幅区間の南側に大館・二井田工業団地があり、車道幅員が狭小な区間があるため、大型車同士の交差に支障をきたしている。計画は、市道池内二井田本宮線との交差点（高村交差点）から県道102号大館鷹巣線との交差点（赤石交差点）間の延長4,400ｍを幅員6.5ｍから12ｍに拡幅するもの。車道幅員は6.5ｍ、歩道は両側2.5ｍとなり、車道・歩道とも規格幅員を確保する。全体事業費は約20億円。今回委託する詳細設計にさきがけ、東邦技術が高村交差点の交通量調査と詳細設計を進めている。

　今回委託する業務では、計画区間4,400ｍ全線の道路詳細設計をまとめる。また、区間内に設置する用水路用プレキャストボックス２カ所（高村交差点〜市道交差点間）や交差点３カ所（赤石交差点、三浦交差点、市道交差点）の詳細設計も実施する。


提供：秋田建設工業新聞社