富山県建築士事務所協会の第62回定時総会が7日、富山市の富山電気ビルで開かれ、任期満了に伴う役員改選で稲葉伸一会長(三四五建築研究所)の再任を決めた。
正会員294人のうち、議決権行使書を含め235人が出席。冒頭、稲葉会長が「総会には多くの出席を含めてレスポンスをいただいた。意識の高い組織であることの表れ。会長として正式に就任して丸2年が経過し、今までやってきたことを確かめ、評価していただきたい」とあいさつ。議事では、2023年度計算書類を承認し、24年度事業計画・収支予算などを報告した。
事業計画によると、会員事務所の運営向上への支援、社会への貢献、会員拡大を柱に、▽研修会、業務指導の実施▽関係行政機関との意見交換・要望活動▽関係団体との連携交流▽県市町村との防災協定の推進(マニュアル等作成)▽建築相談会の開催▽正会員・賛助会員の増強▽既存建築物の耐震診断、補強計画に関する評定業務の実施−などに取り組む。
会長以外の役員は次の方々(敬称略、(新)は新任)。▽副会長/中川潔、鈴木保二、(新)須川勝利、(新)法澤龍宝、石坂兼人▽専務理事/土肥義一▽理事/小倉修(新川支部長)、(新)越坂政也、青山善嗣、(新)浅井泰雄、上田邦成、金原和武(富山支部長)、中本尚、西野晴仁、早川隆志、片境清久、川合光行、(新)槙一憲、松嶋浩二、水木功(高岡支部長)、森壮太郎、可部谷純一、(新)川井大(福野支部長)▽監事/原英高、蟹谷哲