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建通新聞社
2024/06/11

【大阪】府 6公園のサウンディング結果公表

 大阪府は、2027年4月に次期指定管理者による管理が始まる予定の6カ所の府営公園で、民間活力を活用した新たな管理運営制度の導入を検討するため、サウンディング型市場調査を実施した。建設業やコンサルタント業、サービス業など5団体から新たな施設設置などの提案があった。府は27年4月までに公園ごとの新たな管理運営制度の方向性を定め、公募に向け検討を進める。
 サウンディングの対象となった公園は箕面公園と深北緑地、枚岡公園、錦織公園、長野公園、住之江公園。このうち、深北緑地と錦織公園、長野公園で新たな施設の設置や既存施設の改修により、にぎわいを創出する提案があった。箕面公園では、イベントでにぎわい創出を図る意見があった。
 既存の事業手法について、府が見直しを検討している占用許可の権限付与や収益還元率などについて改善案などが提案された。
 府では、服部緑地や浜寺公園、二色の浜公園で公園施設設置・管理許可制度と指定管理者制度を組み合わせた管理運営(PMO型指定管理)、住吉公園でP―PFI事業に着手するなど官民連携による公園の管理運営を進めている。
 提案のあった公園の面積や所在地、22年度の来場者数は次の通り。
 箕面公園(箕面市箕面公園1ノ18)―面積83・8f、来場者数132万7000人▽深北緑地(大東市深野北4ノ284)―面積41・0f、来場者数75万5000人▽錦織公園(富田林市錦織1560)―面積65・7f、来場者数74万3000人▽長野公園(河内長野市末広町581ノ1)―面積46・3f、来場者数14万人

提供:建通新聞社