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滋賀産業新聞
2024/06/11

【滋賀】県大津土木 伊香立浜大津線「四ツ谷川橋」など2橋の修繕

 滋賀県土木交通部は、伊香立浜大津線(四ツ谷川橋ほか)道路修繕工事(大津市坂本1丁目他)を予定している。“高齢化”する道路施設の老朽化対策の一環。橋梁長寿命化を図る。
 対象橋梁は▽四ツ谷川橋▽四ツ谷川橋(歩道橋)―の2橋。四ツ谷川橋は橋長L18・6b、幅員B6・5bの構造形式プレビーム合成桁。架設年度は1969年。四ツ谷川橋(歩道橋)は橋長L12・8b。架設年度は1969年。
 所管の県大津土木事務所では、今年度第2四半期にも事後審査型一般競争入札で工事発注する見通し。種別は橋梁上部。概要は橋梁修繕工2橋。工期は約11ヵ月。
 伊香立浜大津線(四ツ谷川橋ほか)道路修繕設計業務(大津市坂本1丁目他)は昨年度、明治コンサルタント滋賀営業所(大津市)に委託。概要は橋梁修繕設計2橋。
 「滋賀県橋梁長寿命化修繕計画」(令和4年(2022年)3月改定)によると、高度経済成長期および琵琶湖総合開発時の1960年〜1980年代に建設された多くの道路橋が老朽化していく中、更新時期を迎える近い将来には更新費用が財政を圧迫する懸念があり、県においては、建設から50年経過する橋の割合は増加しており、20年後には全体の約8割となる。
 適切な維持管理を行うため、損傷状況が大きくなってから対策を行う事後保全ではなく、損傷が大きくなるまでに対策を実施する予防保全を行い、修繕に必要となる費用が集中しないよう、計画的な維持管理を行う必要があるとしている。同計画では県の管理する橋梁3037橋(22年4月1日時点)を対象に「橋梁長寿命化修繕計画」を見直した。

提供:滋賀産業新聞