美波町は、国民宿舎うみがめ荘の跡地整備工事を、現在進めている解体工事が完了次第、10月以降に発注する。敷地面積約4100平方bで、うみがめ博物館や大浜海岸を訪れる観光客向けの駐車場、公園・広場、周辺道路の改良を行う=図参照。設計はエイト日本技術開発徳島支店(徳島市)が担当した。
解体後の跡地に面積1256平方bの駐車場や886平方bの芝生広場を新設し、既存の町道を歩車共存道路に改良する。リニューアルオープン予定の「日和佐うみがめ博物館カレッタ」の完成にあわせて2025年夏をめどに整備する。
跡地整備を行う敷地の横、大浜海岸で5月から10月にかけてうみがめの産卵・放流や、近くでうみがめ祭り、八幡神社祭りが行われるため、この期間中の工事を避ける。
建設地は日和佐浦370番地4。同所では菊谷組(美波町)が、うみがめ荘(本館が鉄筋コンクリート造4階建て延べ1898平方b、別館が同造3階建て延べ637平方b)の解体工事を10月末ごろ完了する予定。
提供:建通新聞社