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建通新聞社
2024/06/10

【大阪】万博協会 会場ベンチなど11事業を選定

 2025年日本国際博覧会協会は、運営参加特別プログラム「Co―Design Challenge」で、万博の運営に必要な物品、サービスなどの提案を2023年12月8日〜24年1月31日に募集。36件の提案から、ベンチやスツールなどの11事業を選んだ。
 甲子化学工業(大阪市)は廃棄されたホタテの貝殻を使用したベンチ「HOTABENCH(ホタベンチ)」を提案。廃棄貝殻から開発した環境配慮型の新素材「SHELLTEC」を用い、廃棄貝殻とコンクリートを混錬し、環境配慮型のベンチを制作する。清水建設が協力企業として参加する。
 また、▽サスティナブルジェネレーション(奈良県広陵町)などの「軽量・高強度で多彩なデザイン設計が可能な古紙から生まれる『展示台』」▽信楽陶器工業協同組合(滋賀県甲賀市)などの「これからの『信楽』をデザインする〜リサイクル資源とデジタル技術による陶芸文化の創造〜」▽Design Week Kyoto実行委員会(京都市)などの「作り手と使い手が共創し、思い出が持続するスツール」▽友安製作所(八尾市)の「端材と廃材を活用した中庭スツールとテーブル〜LIVE!SM(ライブイズム) 生きるが、醸す〜」―の他、椅子やごみ箱、サインスタンドなどについて、会場での実装を目指す。

提供:建通新聞社