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日本工業経済新聞社(群馬)
2024/06/07

【群馬】県自然環境課 赤城ランドステーション 施設概要など示す


県自然環境課が整備を進めている県立赤城公園の活性化事業について、7月中の公告を計画している赤城ランドステーションの施設概要などを明らかにした。敷地面積は1万3170uとし、スキー場やショップ、カフェなどを配置する。設計は成瀬・猪熊建築設計事務所(東京都杉並区)が担当した。
県立赤城公園は約1290haの敷地内にキャンプ場やビジターセンター、トイレなどが立地されている。これらの施設を維持管理するためのマンパワーや財源を確保するとともに、自立性のある持続可能な公園の管理・運営を実現するため、民間事業者との連携により赤城公園が持つポテンシャルを活用した各種取り組みを行う。
赤城ランドステーションは「買う、遊ぶ、食べる」が揃う赤城公園エリア周遊の拠点施設として整備。2025年秋ごろのオープンを目指している。
主な施設は◇第三スキー場=6547u◇ショップ=399・6u◇カフェ・コワーキングスペース=123・3u◇倉庫115・5u◇休憩スペース=70u◇カフェ厨房=40u◇多目的ルーム=39・6u−。施設の外観は山並みに呼応する、のびやかな屋根形状とし、雨天時にも屋外空間を利用できる大きな庇が特徴となる。
公表したスケジュールによると、7月にも工事を公告するとともに、現在整備が進められている大沼(おの)キャンピングフィールドと合わせた指定管理者の公募を開始。大沼キャンピングフィールドがオープンする25年4月からの指定管理期間開始を目指す。
なお、県立赤城公園の活性化に向けた基本構想策定業務は、スノーピーク地方創生コンサルティング(新潟県三条市)が受託した。