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　北陸地方整備局は６日、輪島市の国道２４９号や能越自動車道輪島道路を対象とした「Ｒ６・２４９号輪島地区道路復旧その５工事」「同法面復旧その１工事」「Ｒ６能越道輪島道路法面復旧工事」の一般競争入札３件を公告した。一括審査方式で、７月４日から８日まで申請書を受け付ける。開札は９月１２日。
　総合的なコスト縮減や品質向上など施工上の工夫に関する提案を求める施工体制確認型総合評価落札方式「技術提案評価型Ｓ型」を試行する。ＩＣＴ活用工事（ＩＣＴ土工、発注者指定型）、地元企業活用型などの対象となる。
　参加資格は▽一般土木工事Ｂ等級の認定▽本店、支店、営業所のいずれか所在地が北陸地方整備局管内▽２００９年度以降に元請けとして、法枠工か吹付工（モルタルまたはコンクリート）で施工面積１０００平方メートル以上の工事を実施した実績―など。能登地域復旧・復興建設工事共同企業体も参加できる。
　全体工期はすべて来年３月３１日まで。各工事の概要は次の通り。
※２４９号輪島地区
▽道路復旧その５（輪島市稲屋町、深見町）　概要＝掘削工８２６０立方メートル、盛土工７４８０立方メートル、法面整形工３６７０平方メートル、土質改良工８３００立方メートル、法枠工５１３４平方メートル、鉄筋挿入工１万２１８メートル
▽法面復旧その１（輪島市深見町）　概要＝掘削工４４１０立方メートル、盛土工４０４０立方メートル、法面整形工４３３０平方メートル、土質改良工４５００立方メートル、法枠工６４００平方メートル、鉄筋挿入工１万６００メートル
◎能越道輪島道路法面復旧（輪島市三井町中）　概要＝掘削工２万立方メートル、盛土工２１８０立方メートル、法面整形工１万７６０平方メートル、土質改良工９０００立方メートル、法枠工１０００平方メートル、鉄筋挿入工３４００メートル