県警察本部は、館山第一・第三宿舎と旭第二宿舎の建て替えを計画している。老朽化に対応するもので、館山第一・第三宿舎は2025年度に現施設を解体し、26〜27年度に新施設建設工事を進める。旭第二宿舎は25年度と26年度に新施設の建設を行い、27年度に現施設を解体する。工事発注方法は、総合評価方式一般競争入札の見込み。建設工事については、建築、電気設備、機械設備の3分離を想定している。
館山第一・第三宿舎は館山市内の県有地約990uに所在。
建て替えにおける解体の対象は、RC造3階建て、延べ床面積約440uの第一宿舎や、RC造3階建て、延べ床面積約300uの第三宿舎など。住戸数は合計18戸。
跡地にS造3階建て、住戸数16戸、延べ床面積約1200uの待機宿舎を建設する。
旭第二宿舎は旭市有地にある。現施設は、RC造3階建て、延べ床面積約240uの宿舎2棟など。住戸数は合計12戸。跡地は市に返還する。
建て替えに伴い、旭駅付近の県有地約660uに移転する。移転により、旭警察署からの近接性が向上するとともに、県有地の有効活用が図られる。
新たな待機宿舎は、S造3階建て、住戸数12戸、延べ床面積約900uの計画。
5月28日に、設計業務委託の簡易公募型指名競争入札の手続きを開始した。13日まで応募調書資料などの提出を求め、21日に指名通知・非指名通知を行う。7月8日と9日に入札書の提出を受け付け、10日に開札する。委託期間は25年3月14日まで。