京都府警察本部は、南丹市園部町の南丹警察署を現地で建て替える。令和6年度に設計を委託して7年度にかけて進め、9〜11年度の新庁舎建設に備える。
南丹警察署(南丹市園部町上本町南)は、府下25警察署の中で最も古い建物。本館がRC造3階建、延約1200u(昭和36年3月築)、別館が軽量S造2階建、延約140u(平成18年10月築)。
建物の老朽化が著しく、耐震性も不足しているため、現地建替えを実施する。
令和6年度当初予算に南丹警察整備費7092万円を確保するとともに、債務負担行為として令和6年度南丹警察署整備費に限度額1億5300万円を設定した(期間は令和6年度〜7年度)。
5月31日公表の京都府発注見通しにおいて、南丹警察署基本・実施設計業務(債務負担行為)を盛り込んだ。第2四半期(7〜9月)に入札する予定。概要は南丹警察署の基本・実施設計業務。業務期間は18ヵ月を見込む。
新庁舎はRC造4階建、延4100uを想定する。
令和6〜7年度に基本・実施設計等を行い、8年度の地歴調査を経て、9〜11年度に新庁舎建設工事、現庁舎解体工事を行う予定。